土壌分析のご相談は「みらい蔵」へ

土壌分析の「みらい蔵」
ITCカンファレンス2022 最優秀賞受賞
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みらい蔵DX戦略

私たちみらい蔵は、平成9年の創業以来、大分県豊後大野市犬飼に拠点を置き、農業資材販売、米穀集荷、分析事業等、農業経営者のためのサービス提供に努めてまいりました。

そのノウハウを活かし、平成26年には土壌診断施肥設計システム「ソイルマン」をクラウド展開しております。この度、社会環境が大きく変化する中で、進化版であるソイルマンⅡの開発に着手し、農業のDXに貢献したいと願い、みらい蔵のDX戦略をまとめました。

経営理念

みらい蔵の存在は社会にあり、その存在意義は農業を営む人々への奉仕と提案にある。変えてはならないのは奉仕であり、変え続けるのは提案である。

みらい蔵の存在は社会にあり、その存在意義は農業経営者に対する奉仕と提案にある
異なった価値観を持つ個人が企業としての高い価値観によって統合された集団である事

専門店として営農者が安全で高品質の生産物を多収し所得の向上が達成され、 さらに環境に配慮した農業が維持される事を目的とする

目的を達成するために必要な高い営農技術と知識・情報・設備を保有する事

行動指針

そのために、⼈は変わらなければいけない。
先を⾒たイノベーティブな存在であると印象づけることが必要。
私たちみらい蔵は、お客様に必要とされる存在であるために常に進化し続けます。

経営ビジョン(あるべき姿)

背景
当社のお客様である農業者をめぐる情勢は、⾼齢化や⼈⼿不⾜、資材の⾼騰、多発する⾃然災害、温暖化による栽培管理の難しさ等、⼤変厳しくなってきています。
また、SDGsのような地球環境や社会課題への関⼼も⾼まっており、国も有機農業へのシフトを宣⾔しています。

このような状況を考えると、これまでの農業のやり⽅では、様々な外部環境変化や多様な顧客のニーズに対応できないため、農業経営こそデジタル化による⼤変⾰が必要です。 近年、AI技術、ドローン、スマート農業機器、アシストスーツ等をはじめとした⽣産性を上げるための技術が多く登場しています。
経営ビジョン
当社は農業の根本である「⼟づくり」に着⽬し、⼟壌分析にもとづいた施肥設計を⾏える「ソイルマンシステム」を運営してきましたが、国の有機農業へのシフト⽅針に対応するとともに、都道府県ごとの施肥基準に基づき、かつ農業者と対話型でオリジナル肥料、栽培ノウハウを提供できる「ソイルマンシステムⅡ」を開発します。
また、⽶穀事業における「⽶穀流通システム」を導⼊し、委託契約、集荷、検査、⽀払、販売までを⼀貫してつなぎ、スピーディに正確に効率的なサービスを提供します。

これらの取り組みによって、データを活かした農業(デジタル農業)を推進し、農業の⽣産性を⾼め、無駄な肥料を極⼒抑えつつ、⼈や環境にやさしく、社会に対して安⼼で安全な⾷糧を提供できる次世代型農業の確⽴を推進します。

DX戦略イメージ

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DX戦略の流れ

データを活かした農業(デジタル農業)が5年後までに50経営体、2000haで実践されるために、以下のDX戦略を立案し、活動を行います。
みらい蔵は、DX戦略を実践するために、毎年売上高の1%をIT化やデジタル化及び人材育成に投資を行います。毎年事業計画を立案し、経営方針発表会においてDX推進の進捗を共有し、継続的に改善します。

DX戦略の流れを図で説明

DXの推進体制

DXの推進体制を図で説明

最新情報処理技術の情報収集及び環境整備を推進するために、DX推進室を設置し、外部⼈材及びステークホルダーのアドバイスを受けながらデータに基づく改善及び変⾰を推進します。

推進体制は以下の通り。

  • 外部IT⼈材:ITコーディネータ(DX推進の全体統括、レビュー、セキュリティ)
  • 外部ITベンダー:販売管理システム、会社HP、ECの構築・運営(デジタル化)
  • 外部専⾨家:税理⼠、社労⼠、⾏政書⼠、弁護⼠等(コンプライアンス)
  • 取引先:⽶穀商社、⾏政機関、⾦融機関、商⼯会、肥料メーカー等(情報収集)

DX戦略のKGIとKPI

データを活かした農業(デジタル農業)が5年後までに50経営体、2000haで実践されるために、以下のDX戦略を立案し、活動を行います。

項目 5年後(2026)のゴール KPI(目標値) 具体的活動 検証
ソイルマンⅡ
利用者の拡大
ターゲット(50圃場以上の農家)とし利用者50件 ・2023年
ソイルマンⅡの開発完了
・2024年 利用者10件
・2025年 利用者25件
ソイルマンⅡ開発と販売 月度
営業会議
オリジナル肥料の設計販売 =1000万円
売上5000袋✕2000円
・2023年 500袋
・2024年 1000袋
・2025年 2000袋
・2026年 5000袋
会社HPやSNSによる
発信/肥料会社との連携
月度
営業会議
各種分析の取り扱い数 年間5000件 ・2023年 1000件
・2024年 2000件
・2025年 3000件
・2026年 5000件
土壌分析結果通知の
デジタル化
月度
営業会議
業務プロセス改善 ソイルマンⅡ利用者の
管理デジタル化(受注、契約、請求、回収)
・2022年販売管理
システム移行
・2023年オンライン
申込開始
・販売管理システムによる管理
・オンライン申込
DX推進
会議
データに基づく提案 ソイルマン利用者に
対する提案数30件/年間
・2023年 5件
・2024年 10件
・2025年 20件
・2026年 30件
ソイルマンⅡのデータベースや問い合わせに 対するQ&Aの分析と提案 分析室
会議
米穀流通システムの開発及び普及 米穀流通システムを開発し、デジタルによる米の委託販売契約から、集荷、検査、支払い、販売まで一貫したサービスを提供する。 ・2023年 開発開始、
プロセス見直し
・2024年 開発完了
・2025年 システム導入
・2026年 6万袋の集荷
・米穀流通システムの開発と従業員の利用教育
・米穀集荷業務プロセスの見直し実施
月度
営業会議

DX推進の統括責任者による情報発信

これからの農業経営に最も必要なことは、先を⾒た「栽培管理設計」をすることです。圃場に、いつ、どんな作物を、どのくらい作付けすれば、どの程度の売り上げが⾒込めるかを把握し、実績との検証をし続けることが重要です。

次に、「顧客ニーズ」を把握することです。世の中の流れ、消費者⾏動を⾒ながら、どんな作物を、どの程度、いつ提供すればいいのかを検討します。

最後に、「⼈や資材のローテーション」を考えます。「栽培管理設計」を基に、いつごろにどんな管理が必要か、どのぐらい⼈⼿や資⾦が必要なのか、どんなリスクがあるのかを未然に把握することで、早めの対策を⾏うことができます。

農業の根本は、「⼟づくり」にあります。⼟壌分析を基に有機肥料を中心にすえた⼟づくりを⾏いながら、適切な施肥や栽培管理を⾏うことが、これから求められる農業のあるべき姿と考えます。私たちみらい蔵は、「ソイルマンⅡ」及び「⽶穀流通システム」によるデータに基づいた農業経営の在り⽅を提案してまいります。

2022年 3月30日
株式会社みらい蔵
代表取締役 山村洋央

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